今回紹介するのはイタリアの東側、アドリア海に面した小さな町Riminiにある

ランブレッタのエキスパートショップ”Rimini  Lambrettta”です。

前々回に紹介したCasa Lambrettaのレーシング車両やCasa Performanceブランドのレース部品を

開発・プロデュースしている会社でもあります。

工場の前に到着するとさっそく異様にレスポンスの良い排気音が鳴り響いていました(笑)

このショップの特筆すべきところはやはりレースで培ったデータやノウハウを基に

シリンダーキットやクランクケース、足回りの部品まですべて1から自社で手掛けるところでしょうか…

しかも、現行の新車向けではなく生産が終わって数十年経過した車両向けに。

お見せできないのが残念ですが訪れた時はリードバルブの改良部品を試作していたようで

「これらの部品はオリジナル部品設計書やコンピューター上での演算を元に設計され、仕様ごとに3Dプリンティング。

造形物を実際の車両に装着しスペース的な問題を解決しないといけないのが難しい」と語っていました。

その言葉通り作業台の上には微妙に仕様の異なるリードバルブが複数個…

オールドスクーターを速く走らせようと思う情熱、すさまじいです!

かと思いきやパリッと当時の仕様にレストアされた車両もあり、お店のバックヤードには大量のオリジナルパーツが。

なぜこんなにあるのか理由を聞くと、「レース部品を組み込むとオリジナルのパーツが余るんだ。」とのこと…

チューニングを手掛けた車両の多さをはかり知ることができました。

1つの部品と向き合う様子、それを語る熱い口調

これがPassioneなのか!と感じた1日でした。